ES/1 Shelty Tips

#33 統合ダッシュボードに推奨ダッシュボードが登場しました!

作成者: IIM 松森 (ES/1 Shelty担当)|Nov 13, 2024 8:15:00 AM

 

 

 

 

 

こんにちは!2024年に新卒で入社し、ES/1 Shelty担当となりました松森です!

こちらが初めて執筆するShelty Tipsになります。

読んでくださる方々にES/1 Sheltyの魅力を沢山お届けできるよう頑張ります。

よろしくお願いいたします!

 

今回は、V2.8.0で統合ダッシュボードに推奨ダッシュボードが登場しましたので、こちらを紹介いたします。

 

ぜひ多くの方に読んでいただきたい内容となっておりますが、

「ES/1 Sheltyをもっと有効活用したい」

「ES/1 Sheltyの統合ダッシュボードにおける最初の設定が大変だ…」

と感じられたことがある方には、特にご参考になる内容となっております。

 

 

7クリックで統合ダッシュボードに大量のデータが表示されます!

こちらの画面ですが、なんと推奨ダッシュボードを活用するとエンタープライズの画面から7クリックで完成します。

 

 

 

 

Sheltyを簡単に有効活用に導きます!

これまで、統合ダッシュボードには「設定するパラメータが多く、手間である」という課題がありました。

この課題により、Sheltyの推奨運用方法である「日常的に統合ダッシュボードを確認し、問題発生時や気になることがあったときにデータエクスプローラーで分析を行う」という流れの実現が困難でした。

しかし、推奨ダッシュボードの導入により、「多くのパラメータを少ない工程で設定し、統合ダッシュボードで運用の監視を実現する」ことが可能になりました。

これにより、Sheltyの推奨運用方法をより多くのユーザーに実践していただけるようになりました。

 

もちろん、ユーザーそれぞれに合わせた統合ダッシュボードのカスタマイズも可能です。

一から全てを作成するのは大変ですので、ぜひ推奨ダッシュボードを元にカスタマイズし、運用管理に適した統合ダッシュボードを作成してください。

 

 

推奨ダッシュボードで表示される項目

推奨ダッシュボードでは、下記の項目が表示されます。

 

 

 

 

上部では、UXに直結する項目が並んでおり、問題発生時にシステムで何が起きているかがわかります。

下部では、システムで使用している各論理サーバの状態を把握することができます。

 

統合ダッシュボードでは、異常が発生した際に詳細な原因がわからないため、データエクスプローラーで確認するようにしてください。

データエクスプローラーの使い方については下記記事をご参照ください。
データエクスプローラー機能

 

 

注意点

  • 推奨ダッシュボードを利用するためには、Java Agent、.NET Agent、telegraf Agent(HTTPAccessLog)のいずれかでトランザクションデータを取得していることが必要です。

  • telegraf Agent(HTTPAccessLog)でトランザクションデータを取得している場合、「CPU時間とSQL時間」のグラフはデータが表示されません。

  • 過去24時間以内にトランザクションデータが存在している必要があります。

 

 

実践!推奨ダッシュボードを活用するための7クリック 

 推奨ダッシュボードを活用する方法をお伝えします。

 

①「エンタープライズ」→「統合ダッシュボード」から、「編集+」をクリックします。

 

 

 

 

②「テンプレート選択」から「推奨ダッシュボード」

 「システム名」から統合ダッシュボードを作成したいシステム

 を選択し、「登録」します。

 

 

 

 

③統合ダッシュボードの完成です!
 ダッシュボード名の変更やダッシュボードの説明は画像の黄色の丸の部分で行ってください。

 

 

 

 

まとめ 

今回は、V2.8.0で統合ダッシュボードにおける推奨ダッシュボードにつきまして、紹介いたしました。

ぜひご利用いただければ幸いです。
ご不明な点等ございましたら、担当SEへご連絡ください。

 

今後も、ES/1 Sheltyに関する魅力をお届けしていきます。

よろしくお願いいたします。