こんにちは!2024年に新卒で入社し、ES/1 Shelty担当となりました松森です!
こちらが初めて執筆するShelty Tipsになります。
読んでくださる方々にES/1 Sheltyの魅力を沢山お届けできるよう頑張ります。
よろしくお願いいたします!
今回は、V2.8.0で統合ダッシュボードに推奨ダッシュボードが登場しましたので、こちらを紹介いたします。
ぜひ多くの方に読んでいただきたい内容となっておりますが、
「ES/1 Sheltyをもっと有効活用したい」
「ES/1 Sheltyの統合ダッシュボードにおける最初の設定が大変だ…」
と感じられたことがある方には、特にご参考になる内容となっております。
こちらの画面ですが、なんと推奨ダッシュボードを活用するとエンタープライズの画面から7クリックで完成します。
これまで、統合ダッシュボードには「設定するパラメータが多く、手間である」という課題がありました。
この課題により、Sheltyの推奨運用方法である「日常的に統合ダッシュボードを確認し、問題発生時や気になることがあったときにデータエクスプローラーで分析を行う」という流れの実現が困難でした。
しかし、推奨ダッシュボードの導入により、「多くのパラメータを少ない工程で設定し、統合ダッシュボードで運用の監視を実現する」ことが可能になりました。
これにより、Sheltyの推奨運用方法をより多くのユーザーに実践していただけるようになりました。
もちろん、ユーザーそれぞれに合わせた統合ダッシュボードのカスタマイズも可能です。
一から全てを作成するのは大変ですので、ぜひ推奨ダッシュボードを元にカスタマイズし、運用管理に適した統合ダッシュボードを作成してください。
推奨ダッシュボードでは、下記の項目が表示されます。
上部では、UXに直結する項目が並んでおり、問題発生時にシステムで何が起きているかがわかります。
下部では、システムで使用している各論理サーバの状態を把握することができます。
統合ダッシュボードでは、異常が発生した際に詳細な原因がわからないため、データエクスプローラーで確認するようにしてください。
データエクスプローラーの使い方については下記記事をご参照ください。
データエクスプローラー機能
推奨ダッシュボードを利用するためには、Java Agent、.NET Agent、telegraf Agent(HTTPAccessLog)のいずれかでトランザクションデータを取得していることが必要です。
telegraf Agent(HTTPAccessLog)でトランザクションデータを取得している場合、「CPU時間とSQL時間」のグラフはデータが表示されません。
過去24時間以内にトランザクションデータが存在している必要があります。
推奨ダッシュボードを活用する方法をお伝えします。
①「エンタープライズ」→「統合ダッシュボード」から、「編集+」をクリックします。
②「テンプレート選択」から「推奨ダッシュボード」
「システム名」から統合ダッシュボードを作成したいシステム
を選択し、「登録」します。
③統合ダッシュボードの完成です!
ダッシュボード名の変更やダッシュボードの説明は画像の黄色の丸の部分で行ってください。
今回は、V2.8.0で統合ダッシュボードにおける推奨ダッシュボードにつきまして、紹介いたしました。
ぜひご利用いただければ幸いです。
ご不明な点等ございましたら、担当SEへご連絡ください。
今後も、ES/1 Sheltyに関する魅力をお届けしていきます。
よろしくお願いいたします。