こんにちは。ES/1 Shelty担当の川越です。
今回は、V2.5.0でリリースされる統合ダッシュボードの作成および編集方法についてご紹介します。
統合ダッシュボードの利用方法をご確認されたい場合は、こちらの記事をご参照ください。
統合ダッシュボードをご利用いただく際は、まずご覧になりたいデータをダッシュボードとして定義します。
必要な定義はシンプルで、手早くグラフを可視化できますのでぜひ統合ダッシュボードをご活用いただければと思います。
ダッシュボードの作成時は、エンタープライズ画面のメニュー一覧で「統合ダッシュボード」を選択します。
この操作は、ES/1 Sheltyの管理者、または設定者の権限を持つユーザが必要となります。
「User」などの設定権限を持たないユーザをご利用の環境では、ユーザを変更してください。
画面右側の「+」ボタンから新しい統合ダッシュボードを作成します。
なお、すでに作成済みの統合ダッシュボードがある場合は、統合ダッシュボード一覧に表示されます。
「+」ボタンをクリックすると、新規ダッシュボードが表示されます。
この画面上で、ダッシュボード名やダッシュボードの説明に任意の文字を入力します。
また、右側の「+」ボタンから追加メニューを選択します。
ここでは、以下のメニューが選択できます。
ダッシュレットを直接ダッシュボードに配置する場合は、「ダッシュレット作成」を、ダッシュレットをグループ単位に分類して配置する場合は「グループ作成」を選択してください。
ちなみに、グループを作成すると以下のような画面を作成できます。
画面内の緑枠がグループとして定義されており、カテゴリ別にダッシュレットを配置できます。
ダッシュレットを作成する場合、以下の設定画面から表示項目を選択します。
ここでは、時系列グラフを定義できます。
基本的には、以下の項目を埋めるだけでダッシュレット設定が完了します。
設定を完了すると、画面右側にグラフのプレビューが表示されます。
グラフの内容に問題なければ「登録」をクリックします。
なお、グラフの形状やX軸、Y軸の設定、軸ラベルの表示などを変更したい場合は、メニューよりカスタマイズできます。
グラフの対象期間は、基本的にはダッシュボードと同じ期間を表示させるため設定する必要はありません。
ダッシュボードの対象期間とは別に、特定の対象期間を対象としたい場合に設定します。
例えば、以下のようなケースです。
対象期間を選択する際は、プリセット項目から選択肢を選んで設定できます。
豊富なメニューが表示されるので、大半のケースではプリセット項目を選んでいただくだけで対象時刻のカスタマイズが完了します。
なお、より詳細な指定を行う場合は詳細・カスタム設定から柔軟な設定ができます。
例えば、以下のようなケースに対応します。
ダッシュレットやグループを定義した後は、設定をコピーして同様のグラフを作成できます。
表示対象のインスタンス設定など、繰り返し同じ内容を登録する場合は、定義済みのダッシュレットやグループをコピーすると設定作業を簡略化できます。
ダッシュレットの配置時には、グリッドが表示されるため、グリッドに沿って配置していただくとスムーズにレイアウトできます。ダッシュレットの幅を均等にして横に2つ、3つと並べる際にもグリッドを活用していただけます。
V2.5.0では、統合ダッシュボードにおいて主にOSやDBの統計情報の取り扱いを開始します。
トランザクションデータは、V2.6.0以降のバージョンで取り扱いを開始する予定です。
また、その他の新しい機能の企画として、統合ダッシュボードからデータをより詳細にドリルダウンするデータエクスプローラ画面の提供も予定されています。
統合ダッシュボードは、ES/1 Shelty上での情報を一元管理する機能としていくため、今後とも継続して機能拡張を実施する予定です。
ぜひ、統合ダッシュボードをご利用いただき、使用されたご感想や、追加したい機能などのご要望をお寄せください。