こんにちは、ES/1 Shelty担当の瀬成です。
今回はV2.8.0で強化される統合ダッシュボードの機能についていくつかご紹介します。
V2.8.0から統合ダッシュボードの一覧に「お気に入り」が追加されました。
星マークをクリックすることでダッシュボードをお気に入り登録することができます。
お気に入り登録することでダッシュボード一覧の上の方へ優先して表示されるので、頻繁に使うダッシュボードはぜひお気に入り登録をしましょう。
お気に入りに加えて、ダッシュボード名など各項目でソートやフィルターもできるようになりました。
これにより複数のダッシュボードを作成しても、目的のダッシュボードにすぐに、簡単に、素早くたどり着くことができます。
まずは以下のダッシュボードをご覧ください。
V2.8.0で追加されたダッシュレットを使用することで、このような表現ができるようになりました。
ここからは追加されたダッシュレットについて説明します。
シングルメトリックでは「秒あたりトランザクション要求件数」「応答時間」「特定ホストのCPU使用率」といった重要な指標を表示するのに適しています。
シングルメトリックで表示している値はデフォルト設定の場合、直近の5分間の値を表示しています。
横軸が時間ではない、非時系列グラフでは以下のような表現が可能です。
棒グラフ
折れ線グラフ
円グラフ
複合グラフ(棒+折れ線)
横軸には、ホストなどの「インスタンス」単位か、CPU使用率などの「フィールド」単位かを指定することができます。
例えば「インスタンス」単位でホスト毎のメモリ使用率・CPU使用率を並べることで、どのホストで最もリソース負荷が高いのか、一目で分かります。
「フィールド」単位では「応答時間の度数分布」を並べることで、IIMオンラインというシステムで実行されたトランザクションの、ほぼ全てが応答時間1秒以内であることがすぐに分かります。
ノートではリッチテキストでの表現に加えて、URLを指定することでリンクの他、画像を貼り付けることもできます。
ここでは、グラフだけでは表現できないようなシステムの構成図やダッシュボードの見方を載せることをおススメします。
V2.8.0でパワーアップした統合ダッシュボードのご紹介は以上になります。
ぜひ日々の運用監視業務にES/1 Sheltyをご活用ください。