こんにちは。ES/1 Shelty担当の瀬成です。
今回はV2.6.0でリリースされる統合ダッシュボードの機能強化についてご紹介します。
ES/1 Shelty V2.6.0では、統合ダッシュボードがトランザクションデータを取り扱えるようになります。
これにより、既に対応している「OS性能情報」、「Java性能情報」、「Oracle性能情報」などのリソース系の性能情報と合わせて、統合ダッシュボード上でトランザクション件数や応答時間を確認できます。
これにより、統合ダッシュボード画面1つで、例えば以下のような変動をご確認いただけます。
統合ダッシュボードは表示するデータの期間に応じて、最適なデータの粒度でグラフを表示しています。
利用しているデータは以下の3種類です。
①1秒間隔のデータ( Source Data )
②1分間隔のデータ( Stats Data(Minute)/Stats Transaction Data(Minute) )
③1時間間隔のデータ( Stats Data(Hour)/Stats Transaction Data(Hour) )
これらに加えて、さらに「10秒間隔」「5分間隔」のデータを一時的に生成して利用することで、長期データから直近のリアルタイム情報までスムーズに表示できます。
なお、統合ダッシュボードで利用しているデータは粒度ごとに保存期間を設定できます。デフォルトの保存期間は下記の通りです。
①1秒間隔のデータ( Source Data ):2カ月間
②1分間隔のデータ( Stats Data(Minute)/Stats Transaction Data(Minute) ):13カ月間
③1時間間隔のデータ( Stats Data(Hour)/Stats Transaction Data(Hour) ):60カ月間
変更する場合は、ES/1 Sheltyのエンタープライズメニュー「運用管理」→「データ保存期間設定」から実施します。
今後も統合ダッシュボードの機能強化を継続的に進めてまいります。
例えば、以下のような機能を検討中です。
・アプリG(URLグルーピング)単位で表示する
・すべてのグラフを一括でCSVダウンロートする
これからも性能監視の利便性をさらに向上する機能をご提供予定ですので、ぜひ統合ダッシュボードをご利用いただければと思います。