2024.03.19

#20 統合ダッシュボードがトランザクションデータに対応しました

#20 統合ダッシュボードがトランザクションデータに対応しました

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    こんにちは。ES/1 Shelty担当の瀬成です。

    今回はV2.6.0でリリースされる統合ダッシュボードの機能強化についてご紹介します。

     

    トランザクションデータに対応

    ES/1 Shelty V2.6.0では、統合ダッシュボードがトランザクションデータを取り扱えるようになります。


    これにより、既に対応している「OS性能情報」、「Java性能情報」、「Oracle性能情報」などのリソース系の性能情報と合わせて、統合ダッシュボード上でトランザクション件数や応答時間を確認できます。
     
    これにより、統合ダッシュボード画面1つで、例えば以下のような変動をご確認いただけます。

     

    • 業務量が変化した場合のリソースへの影響
    • システム全体の応答時間の推移
    • 特定のURLの応答時間

     

     

    es1sheltytips#20_1
    es1sheltytips#20_1

    システム単位の業務量をグラフに表示する場合

     

     

    es1sheltytips#20_2
    es1sheltytips#20_2

    URL単位の応答時間をグラフに表示する場合

     

     

    統合ダッシュボード上で長期的なトランザクションデータの推移を確認できます

    統合ダッシュボードは表示するデータの期間に応じて、最適なデータの粒度でグラフを表示しています。
    利用しているデータは以下の3種類です。


    ①1秒間隔のデータ( Source Data )
    ②1分間隔のデータ( Stats Data(Minute)/Stats Transaction Data(Minute) )
    ③1時間間隔のデータ( Stats Data(Hour)/Stats Transaction Data(Hour) )

     

    これらに加えて、さらに「10秒間隔」「5分間隔」のデータを一時的に生成して利用することで、長期データから直近のリアルタイム情報までスムーズに表示できます。

     

     

    es1sheltytips#20_3
    es1sheltytips#20_3

    5分間を表示する場合、1秒間隔のデータでプロット

     

     

    es1sheltytips#20_4
    es1sheltytips#20_4

    24時間を表示する場合、5分間隔のデータでプロット

     

     

    なお、統合ダッシュボードで利用しているデータは粒度ごとに保存期間を設定できます。デフォルトの保存期間は下記の通りです。


    ①1秒間隔のデータ( Source Data ):2カ月間
    ②1分間隔のデータ( Stats Data(Minute)/Stats Transaction Data(Minute) ):13カ月間
    ③1時間間隔のデータ( Stats Data(Hour)/Stats Transaction Data(Hour) ):60カ月間
     
    変更する場合は、ES/1 Sheltyのエンタープライズメニュー「運用管理」→「データ保存期間設定」から実施します。

     

     

    es1sheltytips#20_5
    es1sheltytips#20_5

    データ保存期間を変更する場合

     

     

    今後の機能拡張について

    今後も統合ダッシュボードの機能強化を継続的に進めてまいります。
    例えば、以下のような機能を検討中です。


    ・アプリG(URLグルーピング)単位で表示する
    ・すべてのグラフを一括でCSVダウンロートする
     
    これからも性能監視の利便性をさらに向上する機能をご提供予定ですので、ぜひ統合ダッシュボードをご利用いただければと思います。

     

     

     


     

     

    コメント一覧

    執筆者

    K.S. 

    営業技術本部 技術統括部 顧客サポート部 

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