ES/1 Shelty Tips

#11 Webアプリケーションの運用管理をサポートします

作成者: IIM 瀬成 (ES/1 Shelty担当)|Jul 6, 2023 3:00:00 PM

こんにちは、ES/1 Shelty担当の瀬成です。

今回は2023年8月リリース予定の新機能についてご紹介します。

 

 

ステータスコードやヘッダー情報の表示

ES/1 Sheltyは、V2.4.0からステータスコードやヘッダー情報を表示します。

そのため、ES/1 Sheltyで以下を簡単にご確認いただけるようになります。

 

  • WEBアプリケーションの応答にエラーが発生していないか
  • リクエストヘッダーに含まれる情報

 

それでは、実際に画面上でどのように表示されるかご紹介いたします。

 

システムダッシュボード上でのステータスコード表示

システムダッシュボードに、ステータスコード別のトランザクション件数を表示します。

エラーを示す400番台、500番台のトランザクションが発生してる場合はすぐに確認できるため、システムの健全性を直感的に把握できます。

 

 

 

 

また、400番台、500番台のトランザクションが発生していた場合は時系列グラフ上から発生時間帯を特定できます。

 

上記のダッシュレットを表示する場合は、システムのダッシュボード一覧画面からダッシュボード編集を行い、ダッシュレットの追加を行ってください。

 

URL一覧画面でのステータスコード表示

URL一覧画面では、URL別にステータスコードを表示しています。各項目は以下のステータスコードを意味しています。

 

  • 成功 = ステータスコードが200番台
  • クライアントエラー = ステータスコードが400番台
  • サーバーエラー = ステータスコードが500番台

 

 

 

 

いつ頃にどのURLでエラーが発生していたかを表示するため、万一エラーが発生していた場合は、事象の特定に活用していただけます。

 

 

トランザクション一覧画面でのステータスコード、およびヘッダー情報表示

トランザクション一覧画面ではステータスコードに加えて、ヘッダー情報も表示できるようになります。

ヘッダー情報には、ユーザーIDなどの業務と関わるデータが含まれる場合があります。

そのような環境では、業務データとアプリケーションデータを紐づけて表示するよう設定します。

 

 

 

 

ヘッダー情報はデフォルトでは表示しておらず、「トランザクション一覧の項目定義」から設定を行います。

 

 

 

 

項目定義画面では、トランザクション一覧画面に表示する項目の選択や、ヘッダー情報の登録が可能です。

 

 

メソッドツリー画面でのヘッダー情報確認

ヘッダー情報にどのような情報が含まれているか分からない場合は、メソッドツリーの「要約情報表示」をクリックすることで、そのトランザクションのヘッダー情報全体を確認できます。

 

 

 

ヘッダー情報にトランザクション一覧と紐づけて表示したい内容が含まれている場合、先にご紹介した「項目定義」から設定を行います。

 

使用条件

本機能をご利用いただける環境は以下の通りです。

  • Application Agent(Java AgentおよびDotnet Agent)にてアプリケーションデータを収集している環境
  • Application AgentおよびShelty Managerの環境がV2.4.0以上

 

本機能をぜひWEBアプリケーションの運用管理にお役立てください。