こんにちは。ES/1 Shelty担当の遠藤です。
今回はV2.3.0から提供する.Net Agentのアップデート機能についてご紹介します。
V2.2.0以前は、.Net Agentのアップデート実行時に対象サーバにログインして操作を行う必要がありました。
アプリケーションサーバー起動中は.Net Agent関連のディレクトリをIISが参照しているため、ディレクトリの内容を変更するにはアプリケーションサーバーの停止などの処理が必要となっていました。
しかし、運用上、アプリケーションサーバーのサービス停止期間などに合わせてES/1 Sheltyのアップデートを実施することが難しいケースがありました。
また、運用上制限されていることの多い本番環境へのログイン操作が、アップデートを実施する上で障壁となっていました。
V2.3.0より、.Net Agentのパス構成を見直し、アプリケーション起動中でも新しい.Net Agentのファイルを配置できるようなります。
なお、事前にShelty Manager画面からモジュール更新操作を実行した場合には、その後アプリケーションを再起動したときに新しいバージョンの.Net Agentが反映されるようになっています。
アップデートに必要な操作はShelty Manager画面で完結するため、アップデート作業時の負担が軽減されます。
.Net Agentのアップデートをご要望のお客様は、弊社担当SEにご連絡ください。