2023.03.10
#05 システム単位にアクセス制限ができるようになりました
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こんにちは。ES/1 Shelty担当の川越です。
今回はShelty Managerの新しい機能であるシステム単位のアクセス制御についてご案内します。
システム単位のアクセス制御
ES/1 Sheltyで管理している対象のシステムが増えると、Shelty Managerへのログイン時に多くのシステムが表示されます。
エンタープライズダッシュボードからシステム全体を俯瞰することはできますが、管理対象のシステムのみを表示したいケースに対応できておりませんでした。
V2.3.0からは、特定のシステムだけを表示/設定するために、ロールやユーザーを作成できるようになります。
- ロール : どのシステムに対してアクセス可能か、ユーザの権限を設定します。
- ユーザー : ロールに紐づいた権限を持ちます。Shelty利用者(または利用部門)ごとにユーザーIDを割り当てます。
特定システムのロールを割り当てたユーザーでログインした場合
特定システムのロールを割り当てられたユーザーでログインすると、エンタープライズダッシュボードが下記のように表示されます。
表示対象のシステムが絞られているため、見るべきシステムがすぐにわかる状態となります。
この機能により、システムの管理部門ごとに異なる権限でユーザーを作成する等の、ES/1 Shelty運用における柔軟性が向上します。また、閾値やダッシュボードのカスタマイズなど、ロールを割り当てられたシステム以外の変更が行えないため、意図せず他のシステムの設定を変更してしまうことを防ぎます。
ユーザー作成方法
ユーザーの作成は、管理者ロールを持つAdminユーザーのみが行えます。
ユーザーを作成するには、はじめに、Shelty Managerの運用管理メニューから「ロール管理」画面でロールを確認/設定します。
初期状態で3つのロールが用意されています。
- 管理者:Shelty Manager全般のAdmin権限を持つロール。管理者ロールを持つユーザーはAdminのみで、新たに管理者ロールのユーザーを作成することはできない。
- 設定者:データの閲覧に加え、設定変更を行える持つロール。
- データ閲覧者:データの閲覧のみ行えるロール。設定値の閲覧権限を持たない。
作成するユーザーに「設定者」または「データ閲覧者」のロールを割り当てる場合は、ロールの設定は不要です。
特定システムのみにアクセス可能なロールを作成する場合は、ロールの追加を行います。
以下の例では、「IIMテストアプリ」システムに対して設定変更が行える「設定者」のロールを登録しています。
続いて、Shelty Managerの運用管理メニューから「ユーザー管理」画面でユーザーを作成します。
ユーザーの追加時には、必要なロールを割り当て、パスワードなどの情報を登録して作成を行います。
以上で設定は完了となります。
運用の自由度が増したES/1 Sheltyをぜひご活用ください。
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執筆者
C.K.
営業技術本部 技術統括部 顧客サポート部
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