ES/1 Shelty Tips

#02 UIやアクセシビリティの改善を行いました

作成者: IIM 瀬成 (ES/1 Shelty担当)|Mar 10, 2023 6:15:00 AM

こんにちは。ES/1 Shelty担当の瀬成です。
今回はV2.3.0で追加されたUI・アクセシビリティの改善についてまとめてお知らせします。

 

1.調査用データの圧縮形式をtar.gz→zipへと変更しました

これまで調査用データはtar.gzで圧縮されており、対応した解凍ツールが無い場合ダウンロードしてもその場で解凍することができませんでした。
しかし、V2.3.0では圧縮形式がzipへと変更されたため、すぐに解凍してその場で必要なファイルのみ取り出すことが可能になりました。
 
 

 

 

 2.ビューポイントで閲覧できるデータを増やしました

これまでビューポイントで閲覧可能なデータはOSDB2のみでしたが、V2.3.0からは以下のデータを閲覧することができます。

これによって、OSJavaDB2など複数のグラフを横並びで閲覧することができます。

 

  • Java
  • .NET
  • Oracle
  • PostgreSQL
  • SQL Server

 

 

 

 

3.メニューバー下部にManagerのバージョン情報を追加しました

これまでManagerのバージョン情報は「運用管理」に表示されていましたが、V2.3.0からは、メニューバー下部(画像の赤枠)にもManagerのバージョン情報が表示されます。

そのため、調査などの目的で画面のスクリーンショットを取得する際、どの画面を表示していてもManagerのバージョンを合わせて確認できるようになりました。

 

 

 

 

4.トランザクション一覧画面の表示上限を撤廃しました

これまでトランザクション一覧画面には一度に表示できる件数に10,000件という上限がありました。 

 

 


しかし、V2.3.0からはこの上限が撤廃されたため、10,000件以上でも画面に表示できます。
これによって、今までは表示上限に引っ掛かっていたメソッドツリーも閲覧することができるようになります。

 

 

5.Agentの導入画面を改善しました

 ES/1 SheltyはAPサーバーに対して、Java Agent、.Net Agentを導入すると、デフォルトで業務量・サービスレベルを計測できます。
V2.3.0より、ビジネスロジックを取得するパッケージ設定をオプション扱いに変更しました。 

 

さらに、追加でオプションの設定(業務パッケージの追加取得設定)を行うことで、ビジネスロジックを計測し、APMの機能が利用可能となります。 

 

これまで、業務パッケージの追加取得設定のための調査に時間がかかったり、設定が難しかったりしたため、APサーバのAgent設定はコミュニケーションを必要としました。

初期状態で取得できるAPI(Servlet、JDBCなど)でも十分に価値があるため、V2.3.0以降はビジネスロジックの取得設定をオプション扱いとしました。

 

 

 

 

ES/1 Sheltyをご利用の方は、ぜひV.2.3.0へのバージョンアップをご検討下さい。