こんにちは。ES/1 Shelty担当の瀬成です。
今回はV2.3.0で追加されたUI・アクセシビリティの改善についてまとめてお知らせします。
これまでビューポイントで閲覧可能なデータはOSとDB2のみでしたが、V2.3.0からは以下のデータを閲覧することができます。
これによって、OS+Java+DB2など複数のグラフを横並びで閲覧することができます。
これまでManagerのバージョン情報は「運用管理」に表示されていましたが、V2.3.0からは、メニューバー下部(画像の赤枠)にもManagerのバージョン情報が表示されます。
そのため、調査などの目的で画面のスクリーンショットを取得する際、どの画面を表示していてもManagerのバージョンを合わせて確認できるようになりました。
これまでトランザクション一覧画面には一度に表示できる件数に10,000件という上限がありました。
しかし、V2.3.0からはこの上限が撤廃されたため、10,000件以上でも画面に表示できます。
これによって、今までは表示上限に引っ掛かっていたメソッドツリーも閲覧することができるようになります。
ES/1 SheltyはAPサーバーに対して、Java Agent、.Net Agentを導入すると、デフォルトで業務量・サービスレベルを計測できます。
V2.3.0より、ビジネスロジックを取得するパッケージ設定をオプション扱いに変更しました。
さらに、追加でオプションの設定(業務パッケージの追加取得設定)を行うことで、ビジネスロジックを計測し、APMの機能が利用可能となります。
これまで、業務パッケージの追加取得設定のための調査に時間がかかったり、設定が難しかったりしたため、APサーバのAgent設定はコミュニケーションを必要としました。
初期状態で取得できるAPI(Servlet、JDBCなど)でも十分に価値があるため、V2.3.0以降はビジネスロジックの取得設定をオプション扱いとしました。
ES/1 Sheltyをご利用の方は、ぜひV.2.3.0へのバージョンアップをご検討下さい。