ポイント |
概要 |
1.アクセス制御(入口の極小化) |
■バックアップシステム・データを、社内から切り離されたエアギャップ環境(※1)に存在・保管すること■エアギャップ環境へのアクセスを厳格化すること MFA(多要素認証)、RBAC(ロールベースアクセス制御)など |
2.改変防止 (改変リスクの排除) |
■上記アクセス制御の利いたエアギャップ環境へのデータ保管をすること■データを改変できない形式(イミュータブル)で保管すること |
3.改変検知 (インシデント早期発見) |
■バックアップ時にデータを検疫し、ランサム化を検知・通報できること■異常なコードを識別し、エアギャップ環境に隔離し保管できること |
4.確実なリストア (確実性・迅速性の確保) |
■保管するデータの世代数はできる限り長期が望ましく、クラウドストレージなどの利用が効果的■長期保管による膨大なデータから、感染前のクリーンデータを高速に検出できること |