皆さまこんにちは、IIMサポートチームです。
このブログではDynatraceのTips等、
気軽に読めて皆さまのお役に立てるようなコンテンツを配信してます。
今回は グラフをカスタマイズしDashboardを改善 をテーマとした内容です。
Data explorerでグラフ作成してDashboardにPin留めしてみると、見栄えが気になる事があります。
そんな時に役立つ、少しの工夫でダッシュボードの見栄えを改善する方法を紹介します。
*文中、斜体になっている単語はDynatrace画面上/ドキュメント内で使用される用語となります
例)Service、Host など
*青色の色掛部分は操作対象のボタンを表しています
「CPU usage」をグラフ表示すると、デフォルト設定の場合、Y軸ラベルが xx.00 % と表示されます。このような時は少数点以下を表示せず xx % と表示したほうがスマートです。
そんな時は、Data explorer 画面右側 [Setting] > [Format] を ”Auto” → ”0” にすると、小数点以下が表示されなくなります。
このように、グラフの内容により小数点を表示する・しないを設定できます。
Dashboardに2台のホストのCPU使用率を並べると、Y軸の最大値が異なっていて見えにくいケースがあります。
そんな時は、Data explorer 画面右側 [Axes] > [Y axis1] > [Min, Max]を 0,100 に設定すると…
以下画像例のように、Y軸のスケールが揃って見やすくなります。
その他にもData explorer の設定で、グラフを色々とカスタマイズができます。
触れる機会が少ない所ですが、少しの工夫で Dashboard が見やすくなりますので、是非お試しください。
関連リンク: Configure and use a graph visualization in Dynatrace
#41 グラフをカスタマイズしDashboardを改善してみませんか?については、以上となります。
お読みいただきありがとうございました!
※記事執筆時 Dynatrace SaaS Version:1.273.109