2023.10.29

#41 グラフをカスタマイズしDashboardを改善してみませんか？

Dynatrace

Tips

Data explorer

Dashboard

皆さまこんにちは、IIMサポートチームです。  

このブログではDynatraceのTips等、
気軽に読めて皆さまのお役に立てるようなコンテンツを配信してます。  

今回は グラフをカスタマイズしDashboardを改善 をテーマとした内容です。
Data explorerでグラフ作成してDashboardにPin留めしてみると、見栄えが気になる事があります。
そんな時に役立つ、少しの工夫でダッシュボードの見栄えを改善する方法を紹介します。

＊文中、斜体になっている単語はDynatrace画面上/ドキュメント内で使用される用語となります
　例）Service、Host など

＊青色の色掛部分は操作対象のボタンを表しています

Y軸ラベルの小数点以下を表示させない

「CPU usage」をグラフ表示すると、デフォルト設定の場合、Y軸ラベルが  xx.00 % と表示されます。このような時は少数点以下を表示せず xx % と表示したほうがスマートです。

#41-Y軸ラベル小数点以下表示あり（デフォルト）

小数点以下を表示させない方法

そんな時は、Data explorer 画面右側 [Setting] > [Format] を ”Auto” → ”0” にすると、小数点以下が表示されなくなります。

#41-Y軸ラベル設定 Format

このように、グラフの内容により小数点を表示する・しないを設定できます。

#41-Y軸ラベル小数点以下表示なし（設定後）

2つのグラフでY軸の最大値を揃える

Dashboardに2台のホストのCPU使用率を並べると、Y軸の最大値が異なっていて見えにくいケースがあります。

#41-Y軸ラベル最大値自動設定（デフォルト）

そんな時は、Data explorer 画面右側 [Axes] > [Y axis1] > [Min, Max]を 0,100 に設定すると…

#41-Y軸ラベル設定 Axes

以下画像例のように、Y軸のスケールが揃って見やすくなります。

#41-Y軸ラベル最大値固定（設定後）

その他グラフカスタマイズ設定紹介

その他にもData explorer の設定で、グラフを色々とカスタマイズができます。

グラフの種類

#41-グラフの種類

　　グラフの色

#41-グラフの色

グラフの解像度：Resolution

#41-グラフの解像度：Resolution

凡例の表示：Show legend、測定値ギャップの接続：Connect gaps

#41-凡例の表示、測定値ギャップの接続

Y軸ラベルの単位：Unit

#41-Y軸ラベルの単位：Unit

閾値の設定：Threshold

#41-閾値の設定：Threshold

触れる機会が少ない所ですが、少しの工夫で Dashboard が見やすくなりますので、是非お試しください。

関連リンク：  Configure and use a graph visualization in Dynatrace

#41 グラフをカスタマイズしDashboardを改善してみませんか？については、以上となります。

お読みいただきありがとうございました！ 

※記事執筆時 Dynatrace SaaS Version：1.273.109

執筆者

T.S.　

営業技術本部 技術サービス統括部 技術サービス2部