皆さまこんにちは、IIMサポートチームです。
このブログではDynatraceのTips等、
気軽に読めて皆さまのお役に立てるようなコンテンツを配信してます。
今回は Smartscapeの機能 をテーマとした内容です。
Smartscape はInfrastructure ~Application までのすべてのEntity* の縦・横の依存関係を視覚化してくれる機能です。
*Entity については、#05 Entity、Entity IDとはをご参照ください
*文中、斜体になっている単語はDynatrace画面上/ドキュメント内で使用される用語となります
例)Service、Host など
*青色の色掛部分は操作対象のボタンを表しています
左メニュー内の[Observe and explore] > [Smartscape topology]をクリックするとSmartscape の画面に遷移できます。
横の依存関係を確認する場合、対象のレイヤーを選択した状態で、確認したいEntity にマウスオーバーすると、その依存関係が色と矢印で表示されるようになります。
以下のサンプル画像では、Service レイヤーを選択した例を表示しています。
縦の依存関係を確認する場合、対象のEntity をクリックすると、画面の左側にツリー状で依存関係が描画されます。
Smartscape の主な仕様は以下の通りです。
1. 過去72時間のデータを対象に依存関係を表示します。
表示する時間帯を変更することはできません。2. 点線は、過去2時間以内に通信が発生していないことを指しています。
3. Management Zone でフィルタリングしている場合、通信の発生有無に関わらず、
選択したManagement Zone 外のEntity への通信は点線で表示されます。
4. [+]、[-]ボタンをクリック、またはマウスホイールを動かすことで
ズームイン/ズームアウトができます。
5. 左上の検索バーにEntity 名を入力すると、黄色く表示されて見やすくなります。
Dynatraceを使ってEntity 間の依存関係を確認したり、全体を俯瞰して確認したい場合にはぜひSmartscape 機能を使ってみてください。
関連リンク:
Dynatrace | Visualize your environment topology through Smartscape
Dynatrace blog | Vertical topology grouping in smartscape
#13 Smartscapeの機能 については、以上となります。
お読みいただきありがとうございました!
※記事執筆時 Dynatrace SaaS Version:1.251