予防保全

タイムリーな情報共有

性能管理にかかる工数の削減

住友林業情報システム株式会社 様

業務に応じた最適な閾値設定による性能管理体制を確立

オープンシステム向け性能管理ソフトウエア 「ES/1 NEO CSシリーズ」導入事例

課題

環境の変化によるSEの作業負荷の増大
問題の未然防止ができておらず、後手後手の対応になっている
報告書の内容が形骸化している

効果

サーバーリソース稼働状況の可視化
投資前後の評価と導入効果の測定
月次報告書の工数削減

住友林業情報システム株式会社について

弊社は、住友林業グループ唯一のIT企業として、ITを駆使してグループの進化を支えるべく、そのシステム開発・運用を一手に担っています。

 

 

お話を伺った方

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住友林業情報システム株式会社

 

運用管理部 インフラ運用グループ
グループリーダー

茶木 建一 氏

ES/1 NEO CSシリーズ導入の経緯

1999年から基幹業務が稼働するメインフレームに「ES/1 NEO MFシリーズ」を導入して性能管理を行ってきました。
 
その後、メインフレームからオープン系へ基幹業務の移行が進み、オープン系でも性能管理の必要性が高まりました。
 
そこで、メインフレームと同等の性能管理が実施できる点と、IIMのサポート力の高さが決め手となり、2001年に「ES/1 NEO CSシリーズ」を導入しました。
 
「ES/1 NEO CSシリーズ」を導入したことで、下記の効果がありました。

 

 

サーバーリソース稼働状況の可視化

投資前後の評価と導入効果の測定

月次報告書の工数削減


 

 

性能管理体制の見直し

ES/1導入後、管理サーバー数の増加や、仮想化環境への移行作業の増大、ベテランSEの定期異動による経験値の減少など運用環境が大きく変化して、SEの作業負荷が増大しました。

 

その結果、性能管理にかけられる工数が減少し、ES/1の活用頻度も低下しました。
本来ならば障害の未然防止に活用すべきところが、問題発生後の事象確認のみにとどまり、後手後手の対応になっていました。中には、事前にES/1を確認していれば防げた障害もありました。

 

月次報告書についても管理項目の見直しを行う余裕がなく、報告書の内容が形骸化していました。これらの問題を解決するため、IIMに性能管理体制について相談しました。

 

 

IIMからは他社で行っているPDCAの事例をご紹介いただき、弊社に取り入れられるよう落としこみを行いました。また、ES/1の閾値チェック機能を利用して、異常を検出する仕組みを構築することにしました。
 

 

ES/1導入による効果

導入前は経験による対応を行っていたので、原因特定に時間がかかっていましたが、ES/1を導入したことで根本的な原因切り分けを実現でき、複雑な問題でも解決するべきポイントが明確になりました。
また、リソース情報の蓄積から将来的な障害発生の予測が可能になり、障害予防の対策検討が容易になりました。

 

 

 

2012年掲載
※ご部署、お役職は2012年当時のものです。
会社ロゴなし

社名

住友林業情報システム株式会社

事業内容

情報システムのコンサルティング
システムインテグレーションサービス、
ソフトウェア開発
ネットワークソリューションサービス
ヘルプデスク、IT教育
EDIサービス

設立

1991年(平成3年)11月1日

従業員数

189名(2023年4月1日現在)

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