運用部門の効率化、負荷の低減
コスト削減
システムの稼働状況の把握
スミセイ情報システム株式会社 様
開発部門との情報共有により、 夜間CPU資源を効率的に活用
メインフレーム向け性能管理ソフトウエア 「ES/1 NEO MFシリーズ」導入事例
課題
システム資源管理をベースにした、計画的かつ効率的なシステム資源の活用えをしたい
効果
情報をシステム開発部門と共有、相互協力の結果、資源面を意識して各種案件を効率的に迅速に対応できるようになった
個人保険システムを安定的かつ効率的に稼働できるようになった
システムの安定稼働をさせながらトータルコストの削減を図ることができた
お話を伺った方
スミセイ情報システム株式会社
運用サービス部
マネージャー
樋野 光 氏
開発部門との情報共有により、夜間CPU資源を効率的に活用
近年、日本社会の高齢化と外資系企業の進出により、生命保険に対するお客様のニーズ が多様化し、各社新商品や新サービスの開発に取り組んでいます。
またインターネットやATMの利用により、お客様に長時間のオンラインサービスをご提供し、利便性の向上を図ることも重要になっており、システム面では処理量の増加、処理時間の集中化が課題となっています。
この課題を解決すべく、「ES/1 NEO MFシリーズ」を使用して、システム資源管理をベースにした、計画的かつ効率的なシステム資源の活用に取り組んでいます。
住友生命のCPU資源の活用や増強の基本方針は、オンラインでの効率的な処理ができる必要資源を確保し、その資源を夜間処理ではできる限り効率的に活用することとなっています。
そのため、夜間処理におけるCPU使用率の活用を中心として、資源管理を実施しています。
具体的な管理方法としては、CPU資源使用状況の提供や、適用業務システムの安定稼働・資源有効活用および計画策定を行っています。
このような情報をシステム開発部門と共有、相互協力の結果、資源面を意識して各種案件を効率的に迅速に対応できるようになり、個人保険システムを安定的かつ効率的に稼働できるようになりました。
また、シミュレーション結果を元に、オンライン機より処理がクリティカルでない高負荷な処理をバッチ専用機に移設し、システムの安定稼働をさせながらトータルコストの削減を図ることもできました。
情報共有として使用しているES/1のPerformance Navigatorはビジュアル的に、資源使用状況を確認できるため、資源面での問題の有無、各種対応の妥当性を上位職に説明するのにも、非常に役立っています。
それ以外にも、ES/1を活用してリアルストレージ・バーチャルストレージ・チャネル使用率の分析も実施しています。
資源管理手法は、ビジネス環境の変化や目的の変化によって、求められるものも随時変化します。
今後も、ES/1で取得できるデータを駆使して、資源管理手法の見直しや、レベルアップを実施していこうと考えています。
2007年掲載
※ご部署、お役職は2007年当時のものです。
社名
スミセイ情報システム株式会社
事業内容
システムコンサルティング
システム開発、運用管理
SI事業
ERP事業
ネットワーク設計、運用
アウトソーシング
セキュリティサービス
設立
1971年5月
従業員数
1,461名(2023年4月現在)
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