性能管理にかかる工数の削減

株式会社セゾン情報システムズ 様

150台を超えるマルチベンダー環境に導入、 報告書作成工数を省力化

オープンシステム向け性能管理ソフトウエア 「ES/1 NEO CSシリーズ」導入事例

課題

資源データの収集やグラフ化などの単純作業の工数の増大により、本来行うべきキャパシティ分析に時間が割けない
お客様への報告のタイミングが遅延してしまう

効果

250時間を要していたグラフ作成作業が実質なくなり、月報の作成を約5営業日早期化

株式会社セゾン情報システムズについて

弊社は1970年に設立以来、主にカード業界、流通業界のお客様向けにシステムの構築や運用、HULFT、Bulas(給与業務アウトソーシング)事業を展開しております。

 

 

お話を伺った方

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株式会社セゾン情報システムズ

 

システムサービスセンター
システムサービス部 サービス二課
課長
阿部 直樹 氏

150台を超えるマルチベンダー環境に導入、報告書作成工数を省力化

2003年、某カード会社様のコールセンター系システムの刷新を行うことになり、弊社の他、メーカー系ベンダー5社が参加する大規模プロジェクトが始動しました。このプロジェクトの課題として、システム間連携・マルチプラットフォームの管理などがありました。
 
その解決のために、まず「オープン系システム基盤ガイドライン」制定と「共通基盤」構築を行い、重複システムの統合や、維持・運用方式の統一による低コスト運用を行える体制を整えました。
 
システムの開発、構築が終了し運用フェーズに入ると、統合運用・監視サービスの基本サービスとして、従来、他サーバーで行っていたのと同様に対象システム単位に顧客へ月次報告を実施するようになりました。
 
しかし、資源データの収集やグラフ化などの単純作業の工数が増大し、本来行うべきキャパシティ分析に時間が割けないという状況になると共に、お客様への報告のタイミングが遅延してしまうなどの影響も出てきました。
 
そこで、ES/1 NEO CSシリーズの評価版を導入、検証し、運用全てのプラットフォームに適用できることや、導入した業務システムの運行に影響を与えないことなどを確認し正式採用をいたしました。


現在は約150台のサーバーにES/1を導入し、パフォーマンスデータの収集からグラフ化までを自動的に行っております。
 
その結果、ES/1導入前には250時間を要していたグラフ作成作業が実質なくなり、月報作成を約5営業日早期化することができました。
 
現在、これまでのシステム構築経験や運用ノウハウをベースとし、かつITILプロセスを取り込んだ形で、全社の運用設計標準・運用標準の作成を進めておりますが、その中のキャパシティ分析に関わる部分はES/1 NEOを使用する方針です。
 
この運用設計標準・運用標準の上に各種サービスメニューをのせ、新たなサービスを提供しようと考えております。
 
また、ES/1の導入により浮き彫りになった課題として、キャパシティ分析に必要なスキルが不十分であるということが分かりましたので、今後IIM社のコンサルティングや事例研究を行い、スキルアップを図っていきたいと思っています。

 

 

2007年掲載
※ご部署、お役職は2007年当時のものです。
会社ロゴなし

社名

株式会社セゾン情報システムズ

事業内容

HULFTビジネス、データプラットフォームビジネス、流通ITサービスビジネス、フィナンシャルITサービスビジネス

設立

1970年9月1日

従業員数

715名(2023年3月末現在 連結)

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