​性能問題のスピーディーな解決​

問題解決の迅速化/省人化​

運用部門の効率化、負荷の低減

属人化の排除

品質向上

株式会社マクロミル 様

Dynatraceの導入で問題発生時の性能分析が誰でも可能に

サービス品質を向上し、ビジネス革新を加速させるオブザーバビリティプラットフォーム「Dynatrace」導入事例

課題

  • 仕様が複雑なため、問題発生時の切り分けが長時間化
  • 性能分析はスキルの高い担当者に依存
  • 性能分析は複雑な操作が必要となる

 

効果

  • 数クリックで問題箇所を特定、分析工数の大幅削減を実現
  • 誰でも性能分析ができ、属人化を排除
  • 開発フェーズへの運用展開により更なる性能品質向上に期待

複雑化するアプリケーションの運用改善に

マクロミルは、ネットリサーチに強みを持ち、高品質・スピーディな市場調査を提供する、マーケティングリサーチのリーディングカンパニーです。

同社のアプリケーションの仕様は複雑化の一途をたどっており、経験の浅い担当者では問題の切り分けにも時間が掛かっていました。この状況を改善するため、デジタルパフォーマンス管理ソフトウエア「Dynatrace」をご導入いただいた効果について、お話を伺いました。

 

※Dynatrace AppMonは販売を終了いたしました。現在Dynatrace後継製品であるDynatraceを販売しております。

 

 

会社概要(株式会社マクロミルについて)

高品質・スピーディな市場調査を提供する、マーケティングリサーチのリーディングカンパニーです。

年間25,000件を超える調査実績から培ったリサーチノウハウを基に、企業のマーケティング活動や意思決定に役立つさまざまなソリューションサービスを提供します。

 

 

Dynatrace導入のきっかけ

問題発生時の分析が誰でもできるように

基幹システムであるネットリサーチシステム”AIRs”のアプリケーションの仕様が複雑化しており、問題の切り分けに時間が掛かっていました。
アプリケーション開発経験の浅い担当者でも問題発生時の分析を迅速に行うことが出来るようにするため、Dynatraceを導入しました。

 

 

Dynatraceによる分析例

レスポンス遅延時の問題個所をすぐに特定

帳票出力処理で遅延が発生し、開発環境にて負荷テストツールを用いた性能テストを実施しました。

テスト結果の検証にはDynatraceのPurePathが大活躍しました。遅延しているURIと呼出し元のメソッドを紐付けて出力するため、問題箇所がすぐに特定できました。
 
原因は、多数の文字列操作により、メモリの確保・解放に多くのCPU時間を使っていることであり、アプリチューニングにより遅延を解消しました。
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Dynatraceによる予防保守

分析工数の大幅削減と属人化の排除

DynatraceのPurePathデータから、数クリックで問題箇所の特定が可能となり、分析工数の大幅削減を実現しました。
今回のケースでは3人日 → 4時間

また、これまでは性能分析はスキルの高い担当者に依存していました。Dynatraceでは、複雑な操作も不要なため、誰でも性能分析ができるようになり、属人化を排除することができました。

 

 

今後の展望

更なる性能品質の向上と障害発生時の即時対応

運用フェーズでは、ES/1 NEO CSシリーズにて、リソース情報を基にした繁忙期アクションなどシステム安定稼働に向けた取組みを実施しています。
これに加え、今後は開発フェーズでの更なる性能品質向上のため、Dynatraceによる性能検証を開発時の標準プロセスに組込みたいと考えています。

また、Dynatraceの真骨頂であるリアルタイム分析は、障害発生時の即時対応でも必ず有効活用できると確信しています。

 

 

2017年8月掲載
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社名

株式会社マクロミル

事業内容

マーケティングリサーチ事業
 ・インターネットリサーチ
 ・FGI/DI、CLT、HUT等のオフラインリサーチ
 ・調査企画、集計、分析
グローバルリサーチ事業
デジタルマーケティングリサーチ事業
データベース事業
 ・購買データベース
 ・ライフスタイルデータベース
セルフ型リサーチASP事業
データ利活用支援(コンサルティング)事業
マーケティング施策支援事業
ライフサイエンス事業

設立

2000年1月31日

従業員数

連結:2,155名
単体:1,179名(2023年6月末時点)

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