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関西電力株式会社 様

450台のサーバーに対して適正な閾値を設定し、効率の良い性能管理を実現

オープンシステム向け性能管理ソフトウエア 「ES/1 NEO CSシリーズ」導入事例

課題

約700台のサーバー集約により1台あたりのサーバーの重要度が急激に高まったため、サーバーの性能を管理したい

効果

リソース不足などの早期発見によるシステム障害の未然防止
設備投資コストの適正化(長期データによる最適なサイジングの実施)

お話を伺った方

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関電システムソリューションズ株式会社 出向

 

小杉 泰弘 氏

450台のサーバーに対して適正な閾値を設定し、効率の良い性能管理を実現

発電・配電・送電業務を始め、お客様対応業務やオフィス・共通業務が稼働する弊社のKINDネット(イントラネットの総称)では、ピーク時に1,300台あったサーバーを集約し、現在は約700台のサーバーが稼働しています。
サーバー集約により1台あたりのサーバーの重要度が急激に高まったため、サーバーの性能管理を検討しました。
 
ツールの選定では、弊社の要件である「マルチプラットフォーム対応」「シンプルなツール」「対象サーバーへのエージェント導入・設定が簡易」をすべて満たすツールとして「ES/1 NEO CSシリーズ」を採用しました。現在は、重要サーバー450台を対象として、性能管理を実施しています。
 
管理を開始した当初は、システム単位に必要の都度、稼働状況を参照する運用だったため、リソース逼迫時の「気付き」の仕組みがなく、発見遅れや漏れが発生しました。対策として、IIM社のサポートのもと、「閾値チェック機能」と「気付きメール」の自動送信の仕組みを構築しました。その結果、リソース不足のサーバーを迅速に把握できるようになりました。また、管理者の選定や業務のマニュアル化、および情報共有ツールによる管理情報の一元化を行い、問題発生後の対応もスムーズに行えるようにしています。
 
管理サーバー数が多いため、実際には閾値超えが想定より多く発生しました。しかし、調査の結果、ディスクスペースが原因のもの以外は、業務に重大な影響を及ぼすものはほとんど発生していないことが判明しました。そこで、ES/1の機能である「Flat File Maintenance」の「検査テスト」機能を活用して、閾値を変化させながらその妥当性を検証し、適正な閾値を再設定しました。その結果、閾値超えの件数を減らし、管理者の作業負荷も軽減することができました。


サーバー性能管理の実施により、リソース不足などの早期発見によるシステム障害の未然防止と、設備投資コストの適正化(長期データによる最適なサイジングの実施)、最適なチューニングの実施など大きな効果が得られています。

 

 

2009年掲載
※ご部署、お役職は2009年当時のものです。
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社名

関西電力株式会社

事業内容

電気事業、熱供給事業、電気通信事業、ガス供給事業 等

設立

1951年5月1日

従業員数

8,474名(グループ全体:31,628名)

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