運用部門の効率化、負荷の低減
システムの稼働状況の把握
いすゞシステムサービス株式会社 様
25ヶ月分のデータを活用し 効果的なキャパシティ計画を立案
メインフレーム向け性能管理ソフトウエア 「ES/1 NEO MFシリーズ」導入事例
課題
各種ミドルウェアやプラットフォームの多様化に対応した運用の標準化を図りたい
効果
特別な作り込みをすることなくIBM機・富士通機、共通の標準化された管理が可能
過去の推移と現状を比較することでハードウェアの更新時期の検討を早期に行える体制を構築できた
いすゞシステムサービス株式会社について
弊社は、いすゞ自動車様のシステム部門として長年多くの経験と実績を積み重ね、1977年に創立されました。
また、近年ではいすゞ自動車様以外にもグループ各企業のシステムも請け負い、各種ミドルウェアやプラットフォームの多様化に対応した運用の標準化が課題となってきております。
お話を伺った方
いすゞシステムサービス株式会社
運用サービス部
大森センター
リーダー
いすゞシステムサービス株式会社
運用サービス本部
技術管理部
25ヶ月分のデータを活用し効果的なキャパシティ計画を立案
弊社ではIBMと富士通の2台のメインフレームを導入しており、ES/1は主にそれぞれのメインフレームの中長期的な稼働実績管理において活用しております。
2003年にES/1を導入して以来、毎月の稼働報告書では、CPU使用率、メモリ使用率、ジョブの稼働実績、Diskの使用容量について、オンラインとバッチ時間帯に分けた上で25ヶ月分の各リソースの使用推移を出力しています。
過去2年間の推移と現状を比較することで、前年同月や四半期前と比べてリソースの負荷が高くなってきているのか、それとも現在の負荷状況が一過性の現象なのかを正確に判断し、ハードウェアの更新時期の検討を早期に行える体制となっております。
また、IBMメインフレームと富士通メインフレームではOS標準の性能データに出力形式や項目などの違いがありますが、ES/1ではそれらの違いを吸収し、一元的な管理手法が確立されています。
そのため、弊社で特別な作り込みをすることなく両機に共通の標準化された管理が可能となっており、限られたメインフレームリソースを最大限に活用する分析を定期的に行っております。
IBMメインフレームと富士通メインフレーム共に今年から来年に掛けてリプレースを行っておりシステムの重要性はますます高まるばかりですが、今後もES/1とIIM社SEのサポートをうまく活用し安定したサービスの提供に取り組んでまいります。
2007年掲載
※ご部署、お役職は2007年当時のものです。
社名
いすゞシステムサービス株式会社
事業内容
システムの企画、設計、開発のみならず、運用、保守までを含めたトータルソリューションを提供
設立
1977年7月8日
従業員数
283名(2023年4月1日現在)
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