運用部門の効率化、負荷の低減

システムの稼働状況の把握

日立物流ソフトウェア株式会社 様

ES/1で顧客システムの安定稼働をサポートし、 存在感のある稼働報告サービスを実現

オープンシステム向け性能管理ソフトウエア 「ES/1 NEO CSシリーズ」導入事例

課題

分散化による運用コスト増大
システム単体の信頼性低下
各システムごとの稼働状態の指標がない、稼働状況を把握できない

効果

蓄積した稼働データに基づいた性能改善提案を行ったことにより、お客様のハード投資への強力な説得材料となり、稼働報告サービスの存在意義を更に高めることができた

日立物流ソフトウェア株式会社について

弊社は、日立物流75%、日立製作所25%の出資構成で、日立物流の持つロジスティクスのノウハウと、日立製作所の持つIT のノウハウを併せもつ会社と自負しております。
 
弊社の最大の特徴は、3PL(サードパーティロジスティクス) のITソリューションです。
 
日立物流の3PL事業におけるIT基盤を提供し、多くのシステム構築の事例を有しています。
 
その他、RFID等の新技術に対応した「ONEs LOGI」ソリューションで、各種サービスを展開しております。

 

 

 

お話を伺った方

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日立物流ソフトウェア株式会社 

 

システム事業本部 東日本統轄部
統括部長
川口 康範 氏
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日立物流ソフトウェア株式会社 

 

システム事業本部 東日本統轄部
ネットワークソリューション部 インフラG
課長
藤岡 大典 氏

ES/1で顧客システムの安定稼働をサポートし、存在感のある稼働報告サービスを実現

日立物流では、2000年ごろからシステムのダウンサイジングを段階的に実施し、分散システム化を推進しました。その結果、「分散化による運用コスト増大」「システム単体の信頼性低下」「各システムごとの稼働状態の指標がない」などの問題に直面しました。
 
特に、システムごとの稼働状態把握が出来ないことは、システム運営において致命的でした。
 
このような背景から、稼働情報収集によるシステムの安定稼働をサポートするツールとして、基幹システム、輸出入管理システム、3PLシステムに対し、「ES/1 NEO CSシリーズ」を導入しました。
 
2003年より、上記システムを対象に日立物流向け稼働報告サービスを実施しています。このサービスではES/1の機能を活用して、データ収集から月次報告書の作成までを自動的に行っています。
 
また、自動作成された月次報告書には、ES/1で出力される「チューニングヒント」を基に、サーバごとに弊社独自の評価を付加しています。
 
上記サービスの対象であるA社向け物流センター管理システムにおいてレスポンス遅延が発生した際に、ES/1で状況を確認したところ、特定デバイスへのディスクI/Oが過負荷状態であることが判明しました。
 
I/Oを軽減するための対策として3段階に分けて、DBバッファパラメータ調整、SQLチューニング、ハード増強によるI/O分散を実施しました。
 
また、合わせて業務の負荷分散も実施した結果、性能問題が解消でき、レスポンスを改善することができました。
 
ES/1で蓄積した稼働データに基づいた性能改善提案を行ったことにより、お客様のハード投資への強力な説得材料となり、稼働報告サービスの存在意義を更に高めることができました。

 

 

2009年掲載
※ご部署、お役職は2009年当時のものです。
会社ロゴなし

社名

日立物流ソフトウェア株式会社(現:ロジスティードソリューションズ株式会社)

事業内容

情報システムの開発およびコンサルティング業務
パッケージソフトウェアの開発および販売業務
コンピュータおよび関連機器の販売業務
労働者派遣業務
情報処理の受託・コンピュータシステムの運営管理およびそれに伴う業務
前各号に付帯する一切の業務

設立

1973年8月20日

従業員数

700名(2023年4月1日現在)

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