コスト削減

メモリー増強費用の抑制

メーカーからのメモリ増設(約2,000万円)提案を回避(無駄なコストを抑制)

オープンシステム向け性能管理ソフトウエア 「ES/1 NEO CSシリーズ」導入事例

きっかけ

IIMの定期性能評価

一時的にAPサーバ1号機のメモリーが不足する時間帯がたびたびあることを発見しました。
cost_02_01-1
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(グラフ1:メモリ不足を発見)

システム部門からメーカーへ問い合わせ

開発メーカーからの回答

問い合わせの結果、APサーバ前代(20台)に対し、メモリーの増設 作業費用(約2,000万円)を提案されました。

 

 

IIMによるメーカー提案の検証

ES/1による性能評価を実施し、出力されたチューニングヒントとSEコンサルティングの結果、以下のことが判明しました。

APサーバのメモリ評価

メモリは全体的には少し余っていると評価しましたが、一時的に不足する時間帯があり、CPUを多く利用しているコマンドがありました。
cost_02_02-1
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(グラフ2:メモリ不足時にCPUを利用したコマンドを発見)

 
グラフ2においてCPUを多く利用していたコマンド(プログラム)A、B、Cに関して、システム部門から開発メーカーへ、下記2点を確認いただくようIIMから依頼しました。

 

メモリマッピング(OS、AP、I/Oバッファ等のメモリ割り当て)の比率

メモリを無駄に消費しているプログラムがないかどうか。

 

開発メーカーの対応

IIMのアドバイスを受け、メーカーが対応

I/Oバッファ領域が過大だったため、I/Oバッファを小さくし、AP、OSに割り当てるメモリを増加させました。

調査の結果、メモリを無駄に消費しているプログラム(コマンドC)を発見し、停止させることで、空きメモリを確保することができました。

 

 

結果

約2,000万円のメモリ増設費用が不要となりました。
メモリの割り当て見直しにより、ピーク月も問題なく安定稼働しています。

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